環境省presents気象キャスターと一緒に考えよう 親子で学ぶ地球温暖化(山形)を開催しました(2018年10月28日)

2018年10月28日、山形県山形市で「東北の気象キャスターが山形に大集合!気象キャスターと一緒に考えよう!親子で学ぶ地球温暖化」が開催されました。岩手・山形・宮城・福島で活躍する気象キャスターと、東北でも大人気の天達キャスターが会場を盛りあげました。

今回のイベントは「やまがた環境展2018」(山形国際交流プラザ)の特設ステージ、仕切りのないオープンスペースでの実施だったので、どんな方が集まってくださるのかキャスター・スタッフは本番直前までドキドキしていましたが…いざ、オープニングを迎えると用意された椅子だけでは足りず立ち見の方まで、たくさんの方が集まりました!

オープニングのようす

冒頭は東北で活躍するキャスターからそれぞれ、各ローカルにちなんだクイズが出されました!例えば、福島で活動している土井邦裕キャスターからは…「福島の特産品とは?」という出題です。答えは「桃」!実は桃の旬は年々早まっているのだそうです。3択クイズでしたが、たくさんの方が手を挙げてくださいました。

福島の特産品は「くも?」「かも?」「もも?」

そして、今回もWCNイベントではおなじみの「ペットボトルで雲を作る実験」をしました。今回はたくさんの参加者にご協力いただいて、実験は大成功!

雲できるかな…?

後半は地球温暖化について、最新情報をお伝えしました。地球温暖化の原因とされる二酸化炭素について、私たちがどれだけ排出しているのか風船を使って表現しました!

人が1日に排出する二酸化炭素はこの風船何個分?

正解はこの赤い風船の数です!6個も!

風船にタッチしてそのボリュームを実感!

このまま温暖化が進んでしまったら…未来の世界の気温に関するシミュレーション結果に、会場からも悲鳴が!

「こんなに気温が上がるとどんな影響が出るかな?」

このイベントを通して地球温暖化についてより身近に感じ、「何ができるか?」を考えるきっかけになったらうれしいです!

★講師の感想
・天達さん
皆さんとても環境意識が高い感じがしました。親子や様々な年齢層の方も沢山参加してくれて良かったです。温暖化対策はそれぞれ取り組んでいらっしゃる方も多いと思うのですが、深刻に捉えすぎると無理をしてしまうので、無理するのではなく、出来る事を知ってもらって小さな事から広げていって欲しいなと思います。

・大隅さん
大きな環境展の中でのイベントでした。事前の予約制でありませんでしたが、親子連れは立ち見が出るほどで熱心に聞いてくれました。地球温暖化に多くの人が関心を持っていることを感じました。話す内容も間延びしないよう、事前にみんなで話し合い、すっきりさせたため、聞きやすいものになったと思いました。東北の気象キャスターが一堂に集まり、山形のみならず、東北各地の温暖化の状況を伝えられたことも画期的であったと思いました。

・土井さん
初めて東北キャスター集合という形でのイベントに参加させて頂き、ほかのキャスターの方々からとても刺激を受けました。それぞれの方の温暖化に関する説明の仕方など、参考になりました。

・福嶋さん
自分にとって、数百人が集まるものとしては初めてのイベントでした。実験やクイズを交えながら進めたため、聞いている方々の反応も良く、あっという間の1時間になりました。天達さんをはじめ、長年テレビで出演しているキャスター陣が揃い、目の前で説明してくれることで、説得力のある講演だったように思います。

・吉田さん
気象キャスターとなって初めて参加させていただきました。会場はオープンスペースで、誰もが自由に出入りできる中、どんどん人が増え最後は立ち見までできていて、嬉しかったです。子どもたちは目をキラキラさせながら、体験にもクイズにも積極的に参加してくれましたし、親御さんたちは時折頷きながら真剣に聞き入ってくださいました。天達さんはじめ、普段なかなか会えない東北のキャスターの皆さんとお会いでき、強させていただきました。これを機会にさらに親交を深めていきたいです。