7月19日 理事のお天気だより(寺川奈津美)

みなさんこんにちは!
関東甲信、北陸、東北南部では、
こどもたちの夏休みのスタートと同時に梅雨明けとなりましたね。

そんな中、先日、港区立青山小学校で
「熱中症予防声かけプロジェクト」のみなさんと一緒に出前授業を行いました。
マスコットキャラクター・しろくまの涼太郎(すずたろう)も、
「しっかり水分補給を!」と元気に呼びかけてくれました。

暑さとどう付き合えばいいか、子どもたちと一緒に考える大切な時間。
「こどもは大人より熱中症になりやすい。それはなぜ?」という問いかけにも、
子どもたちがスラスラ答えていてびっくり!

\答え/
✔ 体温調節の機能がまだ未熟
✔ 背が低く、地面からの照り返しの熱を受けやすい

他にも、
「熱中症になったらどうすればいい?」
「どんな前兆があるの?」 といった質問が次々に出て、頼もしいかぎりでした。

\答え/
【前兆】
✔ めまい、立ちくらみ、顔のほてり
✔ だるさ、吐き気、汗が異常に多い/全く出ない など

【対処】
✔ 涼しい場所へ移動
✔ 意識があれば、水分・塩分補給+首や脇、足の付け根などを冷やす
✔ 重い症状があれば、迷わず救急車を!

子どもたちの姿勢に、私自身も刺激を受けました。
これからも正しい知識を、わかりやすく、たくさんの人に伝えていきたいと改めて思いました。

私が子どもの頃に比べて、夏の暑さは確実に厳しくなっています。
今を生きる子どもたちが、正しい知識を身につけ、
安全に、楽しく夏を過ごせるよう願っています。
みなさんも、暑さとうまくつき合いながら、どうぞ良い夏をお過ごしください。